自由を謳歌していた高校生時代に、友人の自死に直面する。
大切な人を救えなかった後悔から「子どもの自殺を無くしたい」と決意
塾などには通わずに自力で大学（臨床心理学科）に進学。心理学の他、終末期医療についても学ぶ。また、在学中に東日本大震災が発生し、ボランティア活動にも参加。

猛勉強の末、臨床心理士への実習の権利を得るが、
「精神病を患った患者側の目線」を体験するため自ら精神病にかかり精神病棟に３ヶ月間入院。
患者との「絵を描く」「歌を歌う」などの交流を通して、人は表現をしないと生きていけない生き物だと知る。

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退院後、世の中の「自分の意見を自由に言ってはいけない」「人の目を気にして生きる」などの、これまでは普通だった感覚（＝自分の感情を押し殺す美学）が息苦しく感じ、カナダへ国外逃亡。家族にはチケットをとってから事後報告。

アート文化の根付いたカナダで、感情表現が豊かな人々との交流から
「自由に自己表現して生きて良いんだ‼︎」と再認識し、息苦しかった社会で生活する日本人にも伝えたい！と決意。（日本語教員免許を取得）